2017.06.02ラップルコンクリートCARROT DIARY

アパート着工・住宅の着工、、、現場作業も頑張ってます。ナカエです。

新しいホームページへ移行して2カ月経ちますが、以前のブログ記事に注目されている様子なので・・・

こちらのブログでも紹介します。

 

公共工事「今江中央地区学習等供用施設工事」での、地業の施工段階で、ラップルコンクリートというコンクリートを施工した事例についてになります。


聞きなれないコンクリートでしょうが、一般建築ではよく採用されていて地盤の調査結果により、支持地盤が直接基礎にするにはやや深く、杭基礎にするには浅すぎる場合に支持地盤まで掘削して残土処分してその代わりにコンクリートを打設して確実に上部荷重を地盤まで伝える工法で、別名「置換え工法」とも言われます。

住宅ではあまり見かけないのは、小規模であり、このような場合は表層改良等の選択で建物の下全体を改良したほうが安く、後期も早いためです。実際住宅の建物下部にH=1,000で全部コンクリートを流し込むと、なんと200万以上かかりコストアップは避けられません。

今回は基礎ベースの下にH=1,600のコンクリートを打設です。

こんな感じで掘削していきます。

(壺掘りと言います。)

 

 

 

 

 

 

型枠入れている状態です。

 

 

 

 

 

 

断面はこんなイメージです。

 

 

 

 

 

 

コンクリート流しこみ作業中です。

これで支持層N値=45まで直接基礎と同じ理屈になったわけです。
何事も基礎と地業が大切になります。

 

 

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