2023.09.21現代風床の間STAFF BLOG

床の間と言えば和室に設置してあるものと思いがちですが、ここ最近の住宅には和室を設置しないことが多いように思えます。

 

和室がなくても季節のものを飾りたい、リビングの一角に家族の写真やお花などを飾りたい、照明スタンドを置きたい…など。

 

特別大きな家具がなくてもちょっとした飾りスペースが欲しい時に、こんな飾りスペースとして造作コンソールをモデルハウスで作ってみることに。

 

 

こちらの空間は、もともと壁一面に特に何もない真っ白い空間でした。アートを掛けてしまうのも良いのですが、こちらのモデルハウスにはあまり物を飾るスペースが無いので、飾る空間の確保、収納スペースの充実ということから、当初は素敵なサイドボードなどのシェルフを市販で探していました。

 

 

インテリアにぴったりなイメージなものがないのと、チェストやシェルフだと脚元部分がどうしても重たい印象になってしまいます。あと、設置する場所は通路も兼用していますので、あまり大きなものだと邪魔になって通行の妨げになってしまうのも難点のひとつ。

 

 

そこで色々な観点から、今回は足元が軽快なイメージで尚且つオシャレなコンソールをオリジナルで造ってみることにしました。

 

 

棚の部分は床や廻りの雰囲気に合わせて、オーク系の色を選択。脚元はブラックで色を締めながらもクロスデザインでオシャレさを出しました。

 

 

幅は小さ過ぎず大き過ぎず、高さも座った位置からも立った位置からも目線が届くように脚元のクロスの角度を調整しました。

 

 

造作は一見、高額に見えるようですが素材などで調整することで安価にでき、実際は自分好みのオリジナルなものを造れるのも魅力のひとつです。