下田結花さんから学び、早5年。2024.11.22

下田結花さんから学び、早5年。

「暮らし提案」の進化に寄り添う恩師との出会い

—下田結花さんから学び、はや5年—

5年前、私たちは今後の会社の行く末に行き詰まりを感じていました。住宅の受注も順調で、良いお客様にもスタッフにも恵まれて、それなりに実績もあげていましたが、どこか形式的な提案にとどまり、「より良い暮らし提案」をできている実感が持てなかったのです。つまり、まだまだ勉強しないといけないと感じていた時、出会ったのが下田結花さんでした。

下田さんのセミナーに初めて参加した日、私は文字通り「目から鱗が落ちる」思いをしました。下田の言葉は、単なる技術や理論ではなく、住む人の人生に寄り添い、その人らしさを深く理解した上で空間を作るという、温かさと深さに満ちていました。セミナーを聞きながら、とても興奮していたのを覚えています。

特に印象に残っているのは、「家づくりは、その人が大切にしている価値観を形にする作業」という言葉です。それ以来、私は提案の前に徹底してお客様との対話を重ね、表面的なニーズだけでなく、潜在的な願いやライフスタイルの背景を掘り下げるように心がけるようになりました。このアプローチは私自身を根底から変え、仕事の質も向上しました。

下田結花さんは、暮らし提案において豊かさや心地よさを大切にするメッセージを多く発信されています。その中でも特に印象的な言葉を3つご紹介します。

1. 「家は、人が人生を育む場所」

家は単なる空間ではなく、そこに住む人の価値観や生き方を映し出す場だという考え方。この言葉を通して、下田さんは「暮らし提案」を単なるインテリアや設計の域を超えた、人の生き方そのものを形にする作業として捉えています。

2. 「モノを持つ理由を問い直す」

「これが本当に必要かどうか」「このモノが生活にどう役立つか」を考えることで、自分らしい暮らしを整える視点を提案。この言葉は、暮らしの中で何を大切にするかを見つめ直すきっかけになります。

3. 「日々の小さな豊かさを楽しむ」

下田さんは、「豪華な家具や広い家がなくても、日々の生活の中に豊かさを見つけることができる」と語ります。たとえば、朝の光が差し込むダイニングや、お気に入りの椅子でくつろぐひとときなど、日常の中にある喜びを大切にする視点を教えてくれます。

下田さんに学んでから5年、私たちは新たな視点で「暮らし提案」を行い、多くのお客様から感謝の声をいただけるようになりました。
さらに、女性ならではの視点や感性を活かし、家づくりに対してより深い提案ができるようになったと実感しています。

今後も、下田さんから学んだ大切な教えを胸に、より豊かな暮らしを提案し続けたいと思います。

下田結花さん、本当にありがとうございます。