2017.07.05小松青年会議所 創立60周年記念式典参加PRESIDENT BLOG

去る6月24日(土)に当JCの創立60周年記念式典に参加をしてきた。
多くのJC卒業者の参加があり、現役当時の思い出に浸るひと時であった。

私が当青年会議所の理事長を務めたのは29代目である。又、翌年には創立30周年記念事業 勧進帳800年祭の実行委員長として、石川県、小松市そして航空自衛隊と多くの公共、民間の皆様のご理解とご協力を頂き、今話題となっている市川團十郎氏を中心とする歌舞伎十八番「勧進帳」をメインとする多数の記念事業イベントを小松市内に繰り広げた時であった。
当日を振り返ると、昭和62年5月10日勧進帳のゆかりのある安宅方面、とりわけ「安宅住吉神社」と各都市計画の基礎である小松市の一級河川からの日本海への出入口の河口を中心とした地域で、宝生流「たきぎ能」をその一級河川上に歌舞伎台を設置し、能舞台を演劇し、これを開幕祭として当イベントをスタートしたものである。
多くの関係者の参加を頂き、夕方より安宅河口を中心とし上空には航空自衛隊の協力による編隊飛行4機により「800」の文字を描いて頂き、また8機により末広の「八」の姿も上空に描いて頂いた。
又、会場周辺には数々のイベントが同時開催し、同町民のご協力によって同町内のメイン道路は緊急車両と公共バス以外の交通を終日通行止めとさせて頂き多数の人達で溢れかえった両日であった。
その後、9月27日迄に小松市内を中心とし、60数個のイベントとりわけメインイベントとしての「勧進帳」を昼夜2日 計4回に亘り市川團十郎氏を中心として開演し記念切符も九谷焼の巨匠4名による巻物を模った記念切符を発行し、舞台と共に共感を得たものである。
又、ギネスブックに挑戦という事で、当時としては珍しいコンピューターと共に人文字を末広競技場にて当時の記録であった1500㎡が2500㎡、つまり1人1.0m×1.0mの図柄を持って参加を頂き、市内の小学校の学童約2500名の協力を得て作成したのも思い出である。
この機会に当時を思い出してみると、このイベントの大きさと多くの皆様に私共の行動にご理解を頂いた事に心より感謝申し上げるものである。
あれから30年が経ち、今一度思いにふけっている時である。

 

今月の言葉

 寧静に非ざれば

  遠きを致むることなし

―小学―

物事は丁寧に真心を尽くして行わなければ、

遠大な事業を達成することはできない。

 


九谷焼の巨匠4人による歌舞伎の入場券








薪能入場券


市川團十郎氏と共に








ギネスブックにチャレンジ 2500㎡達成