よりよい住まい、よりよい暮らしを考える
CARROT BLOG
2022.07.18RC壁の断熱施工方法CARROT DIARY
7月18日が「海の日」だと
今気が付いたナカエです。
梅雨が明けたとは言えしばらくぐずついた日が続きます。
アイキャッチ画像もどんより曇りがちで・・・・・。
木場潟公園東園地里山資源再生ハウスはキホン木造で
基礎は高基礎でFI+1,000まで上がっており
内部断熱は現場発泡ウレタンを吹付する仕様です。
しかし仕上は木下地の上、杉の羽目板張りなので
躯体コンクリートに木下地をきちんと固定する必要があります。
設計では36×60の下地を直にコンクリートに取り付ける仕様でしたが
問題1 断熱材が木下地部分には吹付できなく断熱欠損になる。
2 躯体の通り制度が1~2㎜は前後誤差が必ずある。
と言う事で困ったときの「スクリューパッキン」の登場です。
採用利点
1 50Φぐらいの樹脂製なので断熱欠損が最小で済む。
2 ミリ単位で出寸法の調整が可能
依って施工精度が向上、工期短縮が見込める。
3 専用接着剤を使用して引抜耐力がビスなどより安定した
値が期待できる。
横方向は@455、縦方向は@227程度で細かく設置。
設計上スクリューパッキン18㎜+胴縁18ミリ
ウレタン吹付け25㎜以上。
下地の施工状況。
ウレタン吹付け状況
25㎜以上なので下地前面まで膨らませました。
青いピンは吹付厚さ確認用です。
25㎜です。
与えられた施工品質を満足できるよう
計画、施工段階では
コスト、施工難度、工程工期、施工品質等の検討・決定と素早い実行が求められています。
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