2021.11.29柱状改良モールドコア採取CARROT DIARY

柱状改良工事におけるモールドコア採取の方法。

 

いつも元気なナカエです。

 

一般的に柱状改良工事の現地で作成した改良体の

強度が目的の強度に実際達しているのか確認する必要があり

その供試体の採取には、構造体に実際にコアボーリングを抜く方法や

まだ固まらない状態の構造体から、深さを何種類か選定して

モールドコアで採取する方法があり、今回は後者で採取した。

 

深さは2.1m、3.1m、4.1m、5.1mの4か所で採取した

箇所数が増えればより信頼性のあるデーターが得られます。

 

DCP PHOTO

 

 

 

 

 

撹拌の先端金具をコア採取用の金具に変えた状態

四角い口が開いているのが解ると思います。

 

所定の深さまでは口が閉まった状態で回転させます、高さの違う改良土が入ってはいけないのです。

 

DCP PHOTO

 

 

 

 

 

H4.1mのところでオーガーを逆回転させて改良土を金具の中に入れる。

また逆回転させ引抜、窓を開けスコップの上に乗せています。

 

DCP PHOTO

 

 

 

 

 

各深さの改良土を50Φ×100の筒に充填して確認。

 

1週間後に一軸圧縮試験を行い強度が出ているか、確認しました。

結果はもちろん良好でした。

 

次工程の掘削及び捨てコン型枠の設置時に

 

改良体の垂直のズレ確認を行う。

もちろん規定値100㎜以内に収まっていたことは、内心ほっとしているところです。

 

DCP PHOTO

 

 

 

 

 

柱芯=改良芯なので水糸でわかりますように

設計図通りに納まっていました。

ちなみに写真右下の緑の黒板は電子黒板です。

写真作成、整理の時間が20%程度に時短できます、

しかし何事も段取8分は変わりませんがね。

 

 

次は鉄筋工事に入ります。

 

 

 

 

 

 

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