2022.12.18ボルトを締めるCARROT DIARY

12月に入り北陸らしい季節になりましたね。

工務のナカエです。

鉄骨躯体において重要な要素にいかに正確に部材を組み立てるかがあります。

たくさんのボルトを順番に取付て締め付けていくわけですが

国土交通省標準仕様書によると

各本ボルトを全部取付たら

① 専用のレンチで1次締めを行う

  所定の力で締め付ける

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② マーキング

  ボルトねじ、ナット、座金、梁の部材に

  直線のマークを印する

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③ 別の専用レンチで2次締め(本締め)を行う

  ここでナットが120度以内の範囲で回転して

  先端のピンが切れる。

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④ ナットが回転して先端のピンが切れている事を確認する

  すべて120度以内の回転かを確認する。

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以上のように順序よくボルトを締め付けて

設計通りの耐力が確保できるように管理するわけです。

細かい作業を地道に進めないと建物はできないんですよ

まさに根気のいる世界ですが

毎日少しづつ姿を変えて出来上がっていくのは

建物の成長を見ているごとしです。

 

 

 

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