2025.12.05先行階段を掛けるCARROT DIARY

工務 ナカエです。

共同住宅(長屋形式)の2階建てには必ず1住戸に1か所の階段が必要です。

2階に5住戸あれば5か所の専用階段が最終的に取りつくわけです。

鉄骨ですと建て方と同時に掛けてしまい、仮設の階段として早期から

利用できるので、搬入路としてもとても大事な階段となり、

何よりも安全に昇降できます。

木造となりますと、従来の工法では、一般的に内装の床、かべ、天井ボード張り

を完了後最後に近くなると、階段掛けかと思います。

問題点は 1,一定期間仮設の梯子や仮設アルミ階段が掛ったままである。

     2,荷物の搬入時及び昇降には落下等のリスクがある。

     3,本設の階段を付けてから、木工事の期間がある程度必要なので

       傷等が付く可能性がある。

以上の点を改善して、職場環境をよくする方向で「セット・オン階段」を採用する。

 

セット

S:SAFTY 安全

E:EASY 簡単

T:TOUGH 頑丈

構造合板で骨組を作成

プレカットなので発生材が出ない。

仮設階段として早くから利用可能。

 

両側のボード張りは完了させておく

共同住宅の場合は界壁なので

工程的には先行するから

内装工事が本格化する前に施工できる。

 

面倒な踊り場も下から積み上げるだけで、組立できる。

これで作業用階段が出来たので、両手に物をものをもって上がれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木工事完了時に化粧部材をONして完了する。

養生は必要ですが、養生期間が短いので傷のリスクが減る。

簡単なので、熟練作業から解放される。

一般住宅でも採用しているメーカーさんがあるので

以降検証して、採用すれば現場での施主様と打合せする機会がある場合は

特に女性の方々には、喜んでいただけると考えます。

常にお客様の立場になり考えるキャロットホームでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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