2018.11.26東部児童センター改修工事CARROT DIARY

11月も終盤にさしかかり

朝晩ともに冷え込むようになりました。

北海道では雪模様 北陸にも冬の足音が近づいています。

 

10月より着手している 小松市発注の物件

最近は毎日ここにいる駒澤です。

 

所在地:小松市西軽海町4丁目地内

工事名

東部児童センター改修工事

工事の内容は 室内改修工事 断熱補強 空調設備の改修 仕上げ改修

水廻りの改修と駐車場整備工事

 

現在内部の解体工事が終わり給排水の配管をやり替えて

先週 内部の壁ふさぎコンクリート、土間コンクリート、AC基礎を打設しました。

コンクリートポンプ車を使いコンクリートを打設します。

工事車両が公園内に入ってくる必要がある為

生コン運搬車は大型ではなく小型車で対応しました。

 

おかげで時間がかかったなー

 

 

 

 

その際にコンクリートの試験を実施

 

江端建築設計事務所の江端さんに立ち会っていただきました。

今回は28日の圧縮強度確認の3本 供試体を採取

現場でのコンクリート試験は下記

・スランプ試験

・空気量試験

・塩化物量試験

 

コンクリート配合

【 30-18-20 】

強度-スランプ-骨材径の順番の数字です。

設計基準強度24ですが打設日の温度補正プラス6で

30N/m㎡で打設

 

まずスランプ試験

これはコンクリートのやわらかさ、流動性を表します。

スランプコーンから引き抜いたときの下がり幅が数値になります。

数値が大きいほど流動性の高い やわらかいコンクリートといえますね

建築では15-18cmが多く使われます。

 

今回のスランプは18cmです。

現場での実測は18.5cm

通常は±2.5cmですが今回は強度が30なので許容差±2cmでOK

 


次に空気量試験

生コンクリート中の空気量。
専用の容器にコンクリートを詰めた後、手動でポンプで圧力を掛けて測定します。

普通コンクリートでは4.5% ±1.5%

今回は4.2% これもOKです。


 

次に塩化物含有量の試験

QUANTAB

カンタブ試験って言ってますね

0.3kg/m3以内と決まっています。

 


 

上記の試験だけですと簡単そうですが

実はコンクリートは奥が深いんです。

強度、施工性、気候(気温や天候) 脱型(型枠の外せる時期)

など工期に左右されることも少なくありません。

 

建築や土木を主に使われていますが土木になるとまたこれ違うみたいなんですね。

 

 

あなたはコンクリートに興味ないですか?

えっ

 

 

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