2019.02.10小松商工会議所青年部 視察研修へSTAFF VOICE

今日は東京も積雪があるとか

小松市もここ数日積もりはしませんが雪がふっていますね。

スキー場はひと安心になるのかな~って勝手に心配している駒澤です。

 

先日ですが小松商工会議所 青年部で滋賀県方面に視察研修に出かけてきました。

バスでの日帰り 小松バスさんへお世話になります。

行きの道中 見学先の特集映像をみて予習。


 

今回の見学先は女性ならだれもが知っている 「クラブハリエ」で有名な

たねやグループが運営する

【ラコリーナ近江八幡】

滋賀県の観光客数No.1 年間300万人が訪れるところとなっている場所

簡単に言うと広大な敷地にお菓子屋 カフェ フードコート ギフトショップがある点在している施設

なぜここに年間300万も集まるのか?

そのあたりを見聞、体験してまいりました。

 

テーマ「自然に学ぶ」

人と自然が出会うところに、世代を超えた価値が生まれる

独自の世界観を提示し続けてきた 建築家 藤森照信氏と

菓子つくりは自然のサイクルと切り離せないと考える<たねや>グループの

出会いが生み出したそうです。

広大な敷地の為か施設を案内していただける ラコリーナツアーガイドというものが存在

ガイドさんと共に施設を見学させていただきました。


まずガイドさんから施設説明がより聞こえるようにとイヤホンが渡され 注意事項など説明をうけて出発

 

この建物の土壁は社員が参加して塗ったそうです。

素人っぽいのも味わいだとか

私の見た感じは素人っぽく見えませんでしたが

自分でも塗ってみたいって感覚になりました。

 


序盤ではありますがここで集合写真

ラコリーナといえばこのアングルみたいですね

今回は2月なので草屋根は茶褐色でしたが春から夏に掛けて緑が深まっていくそうです。

屋根に自動的に散水できる装置がついていて雨が降っていないのですがが散水の雨垂れが落ちてきていました。


「ここは大きな池だなー」って思っていたら

田んぼ

だそうです。 自分たちで田植えをし収穫する。

自然を学ぶってところを実践しているんだな~

 

ラコリーナのMAP

 

かわいいイラスト風でキレイに色分けされているので

見やすいなって思いましたね。真ん中のラコリーナのへそってところの

両側の濃い緑の部分が田んぼの部分

ギフトショップやフードコートを見学し

本社棟へ

 

この本社棟の中も外も大変すばらしく いろいろとご紹介したいのですが

内部は公開無しということで割愛させていただきます。

しかし銅板の外壁はインパクトあったなー

これも社員が机の角で曲げ加工したそうだ。

緑青に変化していくって説明があり 建物も変化していくのだと

理解して使われているんだな

 

本社棟でたねやグループ

【山本昌仁CEO 講演】

施設見学も興味深かったですが本命は山本CEOのお話でした。

 

和菓子職人の父の背中をみて中学で跡を継ごうと決心。

近江八幡市は人口8万の都市

新幹線の駅があるが観光客は皆京都、大阪へ

大学も7つほどあるが就職先は皆

京都、大阪へ流れてしまう。

小松空港がある小松市と似た境遇ではないか?

父から「お菓子は無くても生きていける。」

だからこそ いちお菓子屋が出来る事を追求していった

 

「社会に必要とされる会社に、

    人を目指し商いをさせていただいている」

講義中 何度もおっしゃっていた。

近江商人の経営理念 「三方よし」にたとえられることが多い

「売手よし、買手よし、世間よし」

それを狙ってるわけではないんですが 結果そういう風に言われます。

 

お客様の笑顔を出す為に  自分の生き方を見てもらう。

お客様へ認められる、社会に必要とされる。

何気ない会話で 「あれって おいしいな」 って言ってもらえるように

ラコリーナはまだまだ発展途上

MAPにも新店舗予定地 ってところだけでもなかなかの広さ

50年 100年先の未来の為にって考えて行動しているそうです。

そんな先のこと思っていてもなかなか行動できませんよね

 

社会に 未来に

カリスマ性もさることながら 社会に必要とされるところの根幹がしっかりとしているところ

学ばせていただきました。

左が山本CEO

小松商工会議所青年部 前口会長より謝辞

 

帰りのバスで復習


 

 

 

 

ちなみに山本CEOの一番好きなお菓子は

栗月下(くりげっか)だそうです。

https://taneya.jp/okashi/kisetsu/kurigekka.html

 

参加メンバーと講演ついて話し込んでいたら買い忘れた・・・

 

今回訪問した<たねや>さんの記事です。

2017年ものですがたねやグループを支える人や取組みが分かりやく書かれています。

ぜひ見てください

https://cake.tokyo/featured/taneya/chapter_01

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