2026.04.14【2026年緊急事態】中東情勢による資材ショック。今、現場で「絶対に確保すべき」4つの重点カテゴリCARROT DIARY

現在、中東情勢の緊迫化に伴う「ナフサショック」が建築業界を直撃しています。

石油化学製品の原料供給が不安定になり、多くのメーカーが受注制限や出荷制限に踏み切りました。

3月から4月のかけて メーカーからの案内が止まりません。

今回は、建築業者が特に注視し、優先的に手配・交渉を進めるべき**「4つの重点注意資材」**について解説します。

 

1. 住宅設備(プラスチック・樹脂パーツ)

最も目に見えて影響が出ているのが、トイレ、ユニットバス、システムキッチンなどの住宅設備です。

  • リスクの正体: 本体の製造だけでなく、内部のパッキン、配管ジョイント、樹脂製パネルなどの「小さなパーツ」が石油由来であるため、一部の部品不足で製品全体が完成しない事態に陥っています。

  • 現場での対応: 「設備が決まってから発注」では間に合いません。基本プランが固まった段階で先行予約を入れるか、納期が比較的安定している国内生産比率の高いメーカーへの切り替えを検討しましょう。

2. 化学製品(塗料・接着剤・シーリング材)

「モノはあるのに、くっつけるものがない」という事態が現場を止めています。

  • リスクの正体: 塗料やシーリング材、建築用接着剤の主成分は石油化学製品です。ナフサの価格高騰と供給制限により、特に防水工事や外装工事に必要な資材が品薄になっています。

  • 現場での対応: 消耗品に近い資材ですが、現在は「在庫がある時にまとめて確保」が鉄則です。また、気温や湿度の変化で劣化しやすい資材でもあるため、適切な保管場所の確保もセットで考えなければなりません。

3. 内装・断熱材(塩ビ・プラスチック系)

仕上げ工程に欠かせない内装材も、原料の多くを海外の石油資源に依存しています。

  • リスクの正体: 壁紙(ビニールクロス)や床材(クッションフロア)、さらには高性能なプラスチック系断熱材などが対象です。これらは輸送コストの影響も受けやすく、価格改定が頻繁に行われる傾向にあります。

  • 現場での対応: 施主様に対し、「工期直前での品番変更は、大幅な遅延を招くリスクがある」ことを事前に周知し、早期の仕様確定を促すことが重要です。

4. インフラ資材(塩ビ管・電線被覆材)

目立たない場所ですが、工事の初期段階で必要となる資材ほど、遅延の影響は甚大です。

  • リスクの正体: 配管用の塩ビ管や、電線の被覆材(ビニル樹脂)です。これらが揃わないと、基礎工事や電気の引き込みができず、現場全体がストップしてしまいます。

  • 現場での対応: 基礎着工前に、電気・設備業者と連携し、資材の確保状況を二重三重に確認してください。


まとめ:これからの建築現場に求められること

今、私たち建築業者に求められているのは、**「入ってくる資材に合わせて工程を組む」**という柔軟な発想です。

  1. 情報の早期キャッチ: 商社との密な連携

  2. 施主様へのリスク共有: 「選べない・待つ」可能性の事前説明

  3. 代替案の常備: AプランがダメならBプランへ即座に切り替える準備

情勢は日々刻々と変化しています。

現場を止めないために、まずは上記4カテゴリの在庫状況を今一度チェック!

現状は止まるところまではいっていませんが あらゆる対策を講じ 影響が最小限で済むように

私たちの出来ることを行っていきます。

 

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